グローバルEC展開 ~4つの視点~

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グローバルにEC事業を行う際に真っ先に思いつくのが、「越境EC」。

もちろん、手早く海外向けに販売するには非常に便利が仕組みですが、
今回はちょっと視点を変えて過去に手掛けた企業様(電化製品メーカー)の例を元に、
グローバルECの準備を整理していきたいと思います。
※成功法ではなく、ある企業様の例として御覧ください。

1、各国対応のスタッフ

img01第一ステップとして、日本人の感覚で海外ECを展開すると、結構失敗します。
まずは言語。英語はもちろんのこと、欧州の場合、国によって言語が大きく異なります。
また、国民性もまったく違うのでどういう商品にどういう形で興味を持っていただけるのか、
そのあたりに精通されている方とのつながりは必須となります。
事例企業様は、各国で直採用をして現地の担当をしてもらっています。

2、販売方法

img02日本ではAmazon、楽天、Yahooなどが代表例ですが、世界的に見てAmazonは必須だと思います。 中国の場合は、天猫(Tmall)、京東(JD.com)が大手になりますが、出店にはかなり多くの超えるべきハードルが生じます。
自社ECサイトの構築は必須で、何を利用して構築するのか?将来の販売戦略においても非常に重要なポイントとなります。
ちなみに、EC-CUBEを手掛けている当社なら対応可能です!

3、サプライチェーンマネジメント(SCM)

img03海外の工場で生産している場合、関税などの税金管理が非常に複雑です。
また、作った商品をどこに保管して、どういう形で各国に輸送するのか、
それによっては大きくやり方が異なります。
事例企業様は、製造した商品を一括で保税区に保管して、各国の二次受け倉庫に配送。

※取り扱い製品によっては税率が全く異なるので専門家に聞いてみてください。
AmazonのFBAマルチチャネルです。
Amazon出品することが条件ですが、非常に良くできた仕組みです。

4、カスタマーサポート

img04スタートアップ、もしくは初通販事業の方々で抜け漏れが生じるのはカスタマサポートです。
購入頂いたお客様のうち、問い合わせをいただけるのはごく一部です。
サポート体制が整っていないと、リピーターの可能性は著しく低下します。
事例企業様は人員が足りないということで、一旦メール・チャットでの対応を優先しています。

上記4つだけでは事足りないですが、
大きく分けてこの4つの軸で海外展開を考えてみると、自社の目指していく方向がわかるかと思います。

ライタープロフィール

高橋 守
高橋 守株式会社エム・エー・ディー
・2007-現在:(株)エム・エー・ディー
EC-CUBEをベースにした通販事業のビジネス構築やデジタル化を支援
中小企業診断士/JMAA認定M&Aアドバイザー

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