今回は、ネットショップの見込み客を獲得するための手段について紹介したいと思います。
耳にしたことがあるかも知れませんが、「インバウンドマーケティング」というやつです。
インバウンドマーケティングとは
インバウンドマーケティングの起源は、2005年にHubSpotのライアン・ハリガンとダーメッシュ・シャーによって提唱されたマーケティング施策とのことです。
ネットショップで見込み客を獲得するためには、まずネットショップ内の有益で興味がわくコンテンツ見つけてもらうことから始まります。
そこからさらに顧客になってもらうためには、ネットショップ側から情報提供をすることが非常に重要と言われています。
これらネットショップ内のコンテンツを充実させることで、ネットショップを見つけてもらいやすくし、見込み客を獲得・顧客へと育てていこうというのがインバウンドマーケティングです。
ちなみに、TVCMだったりリスティング広告の様なネットショップ側からアプローチする様なものは、「アウトバウンドマーケティング」と言われています。
では、興味あるコンテンツを見つけてもらうにあたり、どういったやり方があるか、代表的な例を3つ紹介していきます。
1.見込み客へ!SNS、ブログの活用
FacebookなどのSNSを使用した投稿ではブログなどよりも短文での投稿となるため、ちょっとした豆知識や近況報告などをすることでより身近に感じることが出来ます。
一方でブログは、まとまった情報(商品の使用方法、特性など)を提供するために役立ちます。
商品に対する深い知識や参考情報を提供することで、ECサイトに対する信頼感を与えることも出来ます。
まずはネットショップに来てもらうための興味を高めましょう。
2.見込み客へ!ネットショップ内のウェブコンテンツの充実
意識したいのはターゲットを明確にすることです。
”この商品はこうだから、30~40代の人が良く使っていて、
こういう趣味の人が良く使うよね!
それだとそろそろシーズンを迎えるから・・・”
といった様に、どういった人がどういった時に利用するのかを想定したコンテンツ作りを心がけましょう。
女性ランナーをターゲットに絞ったコンテンツ(ファイテン株式会社)
また自分たちが一体どういった企業なのか、どういった思いで商品を開発したのか、などのストーリーは自社ブランディングにも役立ちます。
3.見込み客へ!適切なキーワードを設定
実施にあたり、SEO対策を忘れてはいけません。
見込み客を獲得するということは、ネットショップを探してもらうことを前提としています。
各コンテンツに対して、どうすればターゲットにした方が見つけてくれるかを分析した上でキーワードを設定しましょう。
以上、簡単に紹介させていただきましたが、どれも重要なことは【継続すること】です。
実際に運用を始めると、最初はちゃんと更新していても時が経ち更新ネタがなくなってきたり、効果が出てないんじゃないかと感じると、どんどん更新自体が億劫になるものです。
そうならないためにもユニークユーザ数だったりいいね数だったり、しっかり目標となる数値を設定して各施策に取り組みましょう。
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