こんにちは、EC-CUBE事業部の村上です。
もう1年の3分の一が終わろうとしています。これまでの商戦結果はいかがでしたでしょう。
リアルの小売店では、2~3ヶ月前から季節を先取りし、各ホリデー商戦に備えたプロモーションを展開されている他、来店したお客様のニーズを汲み取って、柔軟に品揃えを変化させています。
今回は、この流れを、ネットショップでも取り入れていくために、参考になる情報をお届けします。
商戦スタートは予想よりも早い!今からでも年間カレンダーの作成を。
これまでの数か月を振り返っても、新年会の次はバレンタイン、その次はホワイトデー、お花見商戦、と、絶え間なくイベントが発生していました。
既に用意されている方が多いかもしれませんが、1年を通して、ご自身の店舗に活用できる季節イベントの流れを見直してみましょう。
・Yahoo! JAPAN の 販促カレンダー
・繊維ファッション産学協議会 FASHION BIZ NAVI 小売店のシーズン・カレンダー
といった商戦カレンダーを活用する他、どのようなキーワードがとれくらい検索されたのか知ることができる、Googleトレンドも便利です。
消費者が「バレンタイン」「お花見」などのキーワードをどの時期に検索しているか傾向を調べて、ご自身の店舗用の商戦カレンダーに反映していきましょう。
ちなみに、カレンダーを作成したら次のステップとして、訪問者の気分を盛り上げるためのデコレーションも行わなくてはいけません。
EC-CUBEなら、見た目を手軽に変更するためのプラグインも多数用意されています。
例)
・メインイメージの訴求を強化するなら、プロモーションチェンジャープラグイン
・購入時に、季節商材をプッシュするなら、カート引上げプラグイン
・タイムリーな商品を口コミでバズらせたい時は、シェア割プラグイン
などなど。
詳しくは、EC-CUBEオーナーズストアをご参照ください。
今、注目のインバウンド(訪日観光)対策。
家電や肌につける化粧品・日用品、食品など、商材にもよりますが、ネットショップでもインバウンド需要を気にされている方も多いかと思います。
日本政府観光局のサイトに、訪日旅行市場の基礎データと市場動向トピックスが掲載されています。
月ごとに発表されている訪日外客数を見ていると、韓国・中国・台湾の方が多い印象です。
訪日観光される方は事前に、ネットでリサーチをされて、買いたい物リストを準備して来日されていることが予想されます。
そのリストに載れなかったとしても、偶然、リアルの店舗を利用したタイミングでファン化できれば、帰国後に、リピーターとなる可能性もあります。
ECサイトについて、韓国・中国・台湾といった国ごとの主要な言語を意識して、多言語対応を進めていかれてはいかがでしょうか。
EC-CUBEでも、多言語対応や越境ECをサポートするパートナー様について、言葉の壁、通貨の壁、運営の壁といった障壁別に、こちらのページでご紹介しています。
日々対面でお客様と接している、リアル店舗から商戦のヒントをキャッチして、ネットショップでもできるところから変化を取り入れていきましょう!
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参考記事)【リアル店舗から学ぼう】シリーズ
・参考にしないとモッタイナイ!リアル店舗に学ぶ、ネットショップのおもてなし