みなさん、こんにちは。
今回は「マーケティング」という視点からデータを眺めてみたいと思います。
(「そもそも、マーケティングとは何?広告とどう違うの?」という話は、弊社内の姉妹ブログ・アドエビスマーケティングラボでも “【マーケター必読】広告効果測定の古典的名著「DAGMAR」を読んでみました” という記事で語られていますので、一度ご覧になってみてください。)
マーケティングの手段は、“5W2H” で整理できます。
Who | 誰に |
---|---|
Why | なぜ |
What | 何を |
When | いつ |
Where | どこで |
How | どうやって |
How much | なんぼで |
最初の、Who、Why、Whatあたりまでは、企画段階のハナシです。
①「市場に(Who)、ニーズや課題があって(Why)、そこに価値を提供する(What)」
ECサイトでも例えば「若い初心者のために(Who)、一般的には高額な(Why)楽器を、安価で提供している(What)」などの文脈が成り立ちますよね。これがユーザーに伝えたいメッセージの核になります。
それが決まると、ここからは広告手法など「伝える」手段が必要になってきます。
②「誰に(Who)、いつ(When)、どんな方法や見せ方で(How)、どれくらいの費用で(How much)伝える」
※ここのWhoは①と似ていますが、もっと掘り下げたり、拡大したものである可能性もあります。
先ほどの楽器の例でいくと、「ユーザー(Who)がレッスンを探しているときに(When)、見ているサイト上で(Where)、こんなバナー画像を使って(How)、クリック単価は上限30円で(How much)」というイメージです。
世の中のデータは、だいたい “5W2H” のどれかの属性をもっているので、今向き合っているデータに含まれている情報を “5W2H” にプロットしてみると分かりやすいかもしれません。
また、上記の①が目的で、②が手段なわけですが、大抵のボトルネックは「手段だけの問題」「目的と手段がかみ合っていない問題」「そもそも目的がズレている問題」に分かれます。データをきちんとプロットするのは、この理解にも役立ちます。
データの裏には「事象」があるので、そこに「想像力」というライトを当てて、目的と照らし合わせてみる…という作業が、データマーケティングの本質なのだと思います。
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