4月21日まで、スマホ対応が夏商戦の明暗を分ける?今、押さえたい、3つのポイント

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こんにちは、EC-CUBE事業部の村上です。

2015年2月に「ウェブサイトがモバイルフレンドリーかどうか」をモバイル検索でのランキング指標に使用すると、Googleが発表しました。検索順位が大きく変動するというニュースに、急いで対策をお考えの方も多いのではないでしょうか。

ニールセンからは2014年12月に、PCからの利用者が多かった大手サイトでも、スマホからの利用者数が上回るようになったとの調査結果も出ており、スマホ対応は待ったなし!・・・ですが、残された期間は1ヶ月しかありません。

しかも、4月後半からはいよいよゴールデンウィークが始まり、その後はお中元商戦・ボーナス商戦などの夏商戦が控えているタイミング。

この記事では、今だからこそ見ておきたい、3つのポイントをご紹介します。

1.運営しているサイトがモバイルフレンドリーかどうか確かめる

まずは、自分のサイトがGoogleにどう判断されるのか、Googleが提供しているモバイルフレンドリーテストのページから確認しましょう。

モバイルフレンドリーテスト
上記のページに、運営しているサイトのURLを入力するだけで、モバイルフレンドリーな状態かどうかの診断が可能です。

例えば、EC-CUBEのレスポンシブデザインテンプレートのデモサイトを診断してみると、以下のような表示がされます。
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一方、モバイルフレンドリーではないと診断されてしまったサイトでは、以下のようなエラー内容が表示されすので、こちらをヒントに修正を検討することができます。
ng

【ここにも注意】
モバイルフレンドリーテストはページごとの診断ですので、トップページはOKでも、その他のページは一部NGだったということもありえます。
ウェブマスターツールに登録して、対応できていないページをピックアップすることができますので、併せてご確認ください。

2.モバイルフレンドリーでなかった方は…

モバイルフレンドリーでないと診断された場合、4月21日に間に合うよう、急いで対策をする必要がありますので、テストの結果に基づいて、修正をご検討ください。

もちろん、Googleに「モバイルフレンドリーと診断されること」だけを求めて、実際のお客様にとって使いづらいサイトになってしまったら、本末転倒ですね。
なかなかOKの判定が出ない場合は、腰を据えて、以下のスマホ対応を行うのが一番かもしれません。

・レスポンシブウェブデザインを適用する
・PC用のページとは別に、同一の内容で、スマホ用ページを用意する

EC-CUBEでは、レスポンシブに対応したデザインテンプレートや、デバイスごとのデザインテンプレートが用意されていますので、手軽にスマホ対応を行うことができます。

レスポンシブにするべきか、別々の内容で用意するべきかについては、各ウェブサイトによって異なりますので、RWDとECサイトの相性は!?を参考にしてください。

3.モバイルフレンドリーだった方へ~「モバイルファーストが当然」の世界での戦い

今回の件で、ECサイトでもスマホ対応が一気に加速します。

どのネットショップもスマホから快適に閲覧可能になると、スマホから買い物をするお客様はますます増えるはず。

今までパソコンからの売上が多くを占めていた店舗でも売上の逆転が起こり、次は、どれだけのスピードで商品を表示できるか、どれだけ手軽に購入できるか、スマホを含む様々なモバイル端末でのスピードや操作性の勝負になってきます。

SEO的にはまず4月21日までのスマホ対応が急務ですが、モバイルフレンドリーテストをパスされた方は、『次の展開』に向けて是非、ウェブサイトのコンテンツの総点検を行ってみていただければと思います。

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